乳粥を受けるお釈迦様
今から2500年以上も昔、お釈迦様が自分の覚った真理を人々に伝えたことで、仏教が形成されました。
ここでは当社謹刻の釈迦八相欄間のそれぞれの場面をご説明させて頂きお釈迦さまの生涯を辿ってみたいと思います。
35歳~
6年間の苦行を経てお釈迦様はお気づきになりました。
「苦行は自分の求める真理を得る方法ではない。
求める真理は、快楽でもなく苦行でもなく、どちらにも
偏ることのない〈中道〉である」苦行をやめ、
バニヤンの樹の下でスジャータ(セーナ族村長の娘、
お釈迦様を樹神と勘違い)に乳粥を受けます
※スジャータに乳粥を受けるお釈迦様
乳粥を受けたお釈迦様は、苦行時のやせ細った肉体から徐々に回復していきます。
その後、ブッダガヤーに場所を移し、満月の夜、
菩提樹の下で瞑想を始めました。
出城
今から2500年以上も昔、お釈迦様が自分の覚った真理を人々に伝えたことで、仏教が形成されました。
ここでは当社謹刻の釈迦八相欄間のそれぞれの場面をご説明させて頂きお釈迦さまの生涯を辿ってみたいと思います。
29歳~ 城を抜け出し出家者となります。
※出城 アーラーラ仙(禅定つまりは瞑想によって世間への欲望をすべて捨て去った境地「無所有処」を教えとする)、 ウッダカ仙(心の中に想っているのでもなく、また想っていないのでもない、三昧の境地 「非想非非想処」を教えとする)に師事します。 しかし、二人の教えは覚りへの道ではないとし、独学での修行を決意します。そして6年間の苦行生活に入ります。 (断食、無息禅、沐浴など)
釈迦苦行像 当社謹刻
四門出遊(しもんしゅつゆう)
今から2500年以上も昔、お釈迦様が自分の覚った真理を人々に伝えたことで、仏教が形成されました。
ここでは当社謹刻の釈迦八相欄間のそれぞれの場面をご説明させて頂きお釈迦さまの生涯を辿ってみたいと思います。
16歳~
ヤソーダラーと結婚し、のちに息子ラーフラが
生まれます。
※四門出遊(しもんしゅつゆう)
お釈迦様がまだ太子の時、王城の東西南北の四つの門から郊外に出掛け、それぞれの門の外で老人、病人、死者、修行者に出会いました。人生の苦しみを目のあたりに
見て、苦諦に対する目を開き、出家を決意したといわれています。
お釈迦様の悩み
「人はなぜ、生きる苦しみ、老いる苦しみ、病の苦しみ、
死ぬ苦しみから抜け出せないのか。」→その苦悩を克服するために出家を決意します。
降生(こうせい)
今から2500年以上も昔、お釈迦様が自分の覚った真理を人々に伝えたことで、仏教が形成されました。
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お釈迦さまは生誕直後に七歩歩いて右手で天を指し、左手で地をさして「天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)」とおっしゃったといわれています。
お釈迦様誕生後5日目、父スッドーダナ王に「シッダッダ(目的の成就の意)」と名付けられました。
古代インドの聖仙アシタ仙から、いずれはブッダ(真理に目覚めた人)、または転輪聖王★(てんりんじょうおう)となることを予言されます。
★天下を円満に治めるインド神話上の理想的な君主
◆アシタ仙の言葉
「王子は32の偉人の相を持っています。王位についたら全世界を征服する大帝王・転輪聖王、出家したらブッダになるでしょう。いずれにしても私はそれまで生きていません。それが悲しくて泣いたのです。」
お釈迦様ご誕生7日後に母、麻耶夫人(まやぶにん)がお亡くなりになります。
お釈迦様の叔母であるマハーパジャーパティが養母となりました。
宮殿の中で何不自由ない生活を送ります。(父王はお釈迦様が出家の道をえらばぬよう様々な方策を尽くしました)
托胎霊夢(たくたいれいむ)
今から2500年以上も昔、お釈迦様が自分の覚った真理を人々に伝えたことで、仏教が形成されました。
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0歳~
お釈迦様はサーキャ族(釈迦族)の王子として、ルンビニー(現在のネパール南部)でお生まれになりました。
お釈迦様の母、摩耶夫人(まやぶにん)はご懐妊にあたって、六本牙を持った白い象が、右脇から胎内に入る夢を見たといわれています。
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