仁王像 総高80cm 米桧 白木素地 玉眼入
仁王像 総高5m 米桧 白木素地
仁王像 総高5m 米桧
仏像彫刻原田謹刻 仁王像(におうぞう)
◆仁王門建立ご予定のご寺院様に納めさせて頂きました。
総高5メートル 寄木造りのお姿です。
【仁王】
仏法を守護する神として寺門などに左右一対で安置される金剛力士の像をいう。二王とも書く。サンスクリットでは「ヴァジュラダラ」と言い、「金剛杵(こんごうしょ)を持つもの」を意味する。仁王像は阿形・吽形の一対として造像するのが原則であるが、これを一体のみで表した執金剛神と呼ばれる像がある。仁王は執金剛神と同じ神格で、中国の唐代から一対形式になったと考えられる。一般に、向かって右に口を開いた阿形像、左に口を閉じた吽形像が安置される。
【金剛 こんごう】
『堅固なるもの』という意味であるが、普通には『金剛石・ダイヤモンド』または『金剛杵』を指す。サンスクリットのバジュラの訳。バジュラはもとインドラ神の武器で、雷またはそれをかたどった杵形の武器のことであるが、この武器はそれ自身何の影響も受けることなく他のあらゆるものを破壊することから『堅固』と『摧破』の二つの属性をもつとされ、物質として最も硬いダイヤモンドを意味するようにもなった。
【阿形 あぎょう】
『阿』は梵字で口を開いて発する最初の音声であり、仏教では物事の始まりを表す。口を開いている仁王像を阿形と言う。
【吽形 うんぎょう】
『吽』は梵字で口を閉じて発する最後の音声であり、仏教では物事の終わりを表す。口を閉じている仁王像を吽形と言う。
【執金剛神 しゅこんごうしん】
仏教の護法善神である。金剛杵を執って仏法を守護するため、この名がある。金剛杵は、仏の智慧が煩悩を打破する武器であることを象徴している。金剛力士(仁王)と同じだが、金剛力士は密迹・那羅延の2人の裸形姿であるのに対し、執金剛神は1人の武将姿として造形安置されるのが一般的である。インドではヴァジュラパーニと呼ばれ、造形的には半裸形で表現されている。中国・日本では、忿怒相で身体を甲冑で固めた武神として表される。その起源はギリシア神話の英雄ヘラクレスであるとされる。ヘラクレスは「獅子の毛皮を身に纏い、手に棍棒を持つ髭面の男性」という姿で表されるのが一般的だが、インドにおける執金剛神の造形も、それと同様である。
仁王
仁王像 米桧 総高450cm
仁王像 米桧 総高240cm
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